1990 BMW 325i M-technic
- M technic エアロ
- M technic 専用内装
- サンルーフ装備
- 予備純正リアシート付属
- 車検 令和5年12月まで
車両説明
当個体は1990年にBMWジャパンによって正規輸入された325iである。
M technicのエアロと専用内装が特徴である。
また、日本仕様の4速ATから本国仕様の5速MTにミッションの載せ替えがされている。
ルーフ部・ボンネット・トランクの上面3面が純正同色の再塗装が施されているが、それ以外はオリジナルの状態が保たれている。
1980年代後半、日本はまさにバブル経済。飛ぶ鳥を落とす勢いで物事が豊かになったこの時代に、この車は『六本木のカローラ』と称されるほど売れた。1982年に販売が開始された2世代目3シリーズ、通称E30型は4325×1645×1365という日本で言う「5ナンバー」サイズであった点や、好景気、販売網の充実により着実に販売台数を増やしていった。
E30型3シリーズはラインナップの多岐にわたる。4ドアセダン、2ドアクーペにカブリオレ、更にはステーションワゴンと様々なボディタイプを展開。またエンジンも1.8リッターの直列4気筒から2.0~2.5リッターの直列6気筒を用意。そしてハイパフォーマンスモデルの「M3」が登場するなど、現代の3シリーズの基礎になったと言っても過言ではないグレード展開があったモデルだ。
当個体は1990年登録の325i M-technic。その名の通り3シリーズの2.5リッター・インジェクションモデルである。325iに搭載されるのは「M20B25」と呼ばれる直列6気筒ユニットで、E30型3シリーズでは最も多気筒で排気量が多いエンジンになる。
聞き慣れない「M-technic」と言うグレードは、1987年のマイナーチェンジで、320i 2ドアと325i 2ドアに設定されたスポーツグレード。現代の「Mスポーツ」の前身的なグレードだ。BMW M社が監修したエアロにスポーツサスペンションが標準で装備され、内装もM社のトレードマークであるトリコロールがアクセントになったシートとステアリングが専用品となる。