1987 TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) GT-APEX
- 高い人気を保つトヨタFRスポーツの代表的存在
- オリジナルペイント
- ソレックス40口径のキャブレターに変更
トヨタAE86は、1983年5月から1987年5月まで生産され、スプリンタートレノ、カローラレビンの2車種をあわせ通称ハチロクと呼ばれ親しまれてきた。
発売当時、ターボや前輪駆動などの先進性や利便性を追求した新メカニズムを取入れる事が日本車の主流だった。
AE86はノンターボ(NA)の1.6Lエンジンと後輪駆動にこだわり開発が勧められた。搭載された4A-GEU型エンジンは、4バルブツインカム化されたことで吹き上ががよく、動力性能は130ps/6600rpm、15.2kg-m/5200rpmと当時としては充分な動力性能にチューニング志向の強い層の支持を受け、長く愛され続けてきた。
当個体は、1987年式のカローラレビン "AE86" GT-APEX。当時トップグレードだったGT-APEXには、パワーステアリング、パワーウィンドウが純正で装備され、定番の白黒の「パンダカラー」は、ステップの耳に錆・腐食は無くしっかりとした状態が維持され、オリジナルペイントを保っている。
内装に関しては、当時定番であったナルディ製にステアリングが交換れている以外はオリジナルを保ち、エアコンの効きも申し分もない。
オリジナルエンジンはインジェクション仕様だが、ソレックス40口径のキャブレターへと変更され、公認を取得済み。 戸田レーシングのハイカム・強化バルブスプリング が組み込まれ、エキゾーストマニホールド、マフラーも交換されている。足回りにはテインの車高調、デフはクスコのLSD、ストラットタワーバーが装備され、足元にはワタナベ製のアルミホイールをを装着するなど、高回転になればなるほどカムに乗る感覚が感じられ、インジェクションにはない、突き抜けるような心地よいフィーリングを体感出来るモディファイが施されている1台となる。