1992 Ferrari 348 LM Version
- レースでのパフォーマンスを求めた348
- 最高出力400ps以上
- ミケロットのパーツを多数装着
“究極の348"
当個体のベースとなった車両自体はアイディングよるチューニングカーで、それ自体大変希少な存在ではありますが、前オーナー様はそこにさらなるセンスの良いモディファイを加えられました。
エンジンは、東名エンジンにて組み上げたイギリス製のベクテル32ビットコンピューター、バンクルのコンロットを使用した3.7リッターV8で、最大出力は400ps以上を誇ります。
イグニッション点火はダイレクトイグニッションへと変更され、ブレーキはアルコンのMMCに、シフトリンケージはワイヤータイプからLM用シャフトリンケージにそれぞれ換装されています。
また、フェラーリのF1以外のレースカーを担当する、公認チューナーというべきミケロットのアフターパーツも惜しげもなくインストールされています。たとえばペダルボックスはミケロット製ツインマスターに、フロントバンパースポイラーやカーボン製ドア、アクリルウインドウ、テールグリルなどもミケロット製パーツとなっています。
カーボンシートとハンドルはOMP製、シートベルトは6点式サーベルト製をそれぞれ採用しています。
フルロールケージをインストールしているほか、センターコンソールやインパネは一度分解した上で再構築されているなど、そのこだわりは何大抵ものもではありません。
ホイールはNEEZ製の軽量マグネシウムホイールに変更され、カーボン製のリアウイングも装着。タイヤはSタイヤ(Potenza RE 55)を履いています。
サーキット走行でこそ最高のパフォーマンスを発揮できるスパルタンな車両になります。その実力のほどは、サーキットにおいて、高年式の360モデナを引き離す程ということです。
弊社へ入庫後に全塗装を受けており、それ以降はサーキット未走行であるため、大変綺麗なコンディションを保っています。