メルセデス・ベンツが販売する車種の中で最も長い歴史を持つSL。
60年以上の長きにわたり、レーシングスピリットと、グランツーリズムを両立するモデルとして愛され続けている。

その歴史を振り返る中で、電動格納式ハードトップを初めて採用したモデルがR230型になる。
2008年にマイナーチェンジを受け、丸目4灯から新デザインのヘッドランプを採用。
デザインだけでなく、メカニズムや装備面もさらなるアップデートが行われた。
AMGラインでは、SL55が廃止され、AMG SL63/SL65が用意された。
SL63には、6.2ℓ V8エンジンを搭載。メルセデス AMG社にて独自開発されたNAエンジンは、525ps(386kW)/6800rpmの出力を誇る。

アラバンダイトグレーメタリックの外装色と、ベージュレザーインテリアがベストマッチするディーラー車の当個体には、AMG パフォーマンスパッケジが装備されている。
付属品として、整備記録簿、取扱説明書があり、走行距離は約36,000km。
スポーツカーのダイナミズムとオープンカーのエレガンスをこよなく愛した前オーナーに大切扱われた個体となる。