BH AUCTION

SUPER GT AUCTION Ⅱ

2009 Ferrari 430 GTC

2009 Ferrari 430 GTC

  • ◎2009年のFIA GT チャンピオンシップ・シリーズ/GT2クラスに参戦
  • ◎2010年~ 2012年のSuper GT/GT300クラスに参戦
  • ◎2011年Super GT第3戦セパンで3位表彰台を獲得
  • ◎Ready to Race コンディション

フェラーリF430 GTCは2006年にデビュー した360GTCに代わるFIAGT2クラス用マシンである。開発を手がけたのは、マラネロのコルセ・クリエンティ部門から依頼を受けた名門ミケロット・アウトモビリで、ミッドのV8 Tipo F136 GTユニットはリストリクターとの組み合わせで最適なパフォーマンスを得るために排気量を3997ccへ縮小。

ボディもリヤウイングを装着するなどエアロダイナミクスのリファインが行われた。レースデビューは2006年のセブリング12時間で、終盤に起きたホイールナットのトラブルにより11位となってしまったものの、十分にクラス優勝を狙えるポテンシャルを見せつけた。その後ヨーロッパ・ル・マン・シリーズとFIAGTチャンピオンシップの開幕戦で優勝。

以後、2006年と2007年のFIAGT2マニュファクチャラーズカップおよびドライバーズタイトル、2008年FIAGT2ドライバーズタイトル、2007年アメリカン・ル・マンGT2シリーズ・マニュファクチャラーズカップ、2008年ル・マンLMGT-2クラス優勝と、多くのレースのタイトルを獲得する活躍をみせた。出品車は2009年に製造されたシャシーナンバー“F131EVOGTC2640”。

フェラーリのワークス格であるAFコルセがFIAGT選手権GT2クラスにPecomRacingの名で走らせていた3台目のF430GTCで、アルゼンチンのマティス・ルッソとルイス・ペレス・コンパンクがドライブ。シルバーストーンのトゥーリスト・トロフィーで12位、アルガルヴェで10位、ポールリカールで12位などの成績を残している。その後2010年に日本のLMPモータースポーツが購入。チームオーナーである山岸大と小泉洋史のコンビでSUPERGTシリーズGT300クラスに“NAC衛生コムLMPFerrari”として出場。第6戦鈴鹿で7位に入り、チームランキング13位を記録している。

2011年にはアニメ、“侵略!イカ娘”とコラボレーションしマシン全体をイカ娘でラッピングした“PACIFICNACイカ娘フェラーリ”としてエントリー。ドライバーには新たに山内英輝を迎え、開幕戦の岡山国際で予選4位、スーパーラップ2位を記録。決勝でも5位に入ったほか、第3戦セパンで3位、第6戦富士で7位と活躍。チームランキングは前年と同じ13位だったものの、印象に残るシーズンを送った。2012年は井口卓人と山岸のコンビで引き続き“PACIFICNACイカ娘フェラーリ”として参戦を続けるが、第5戦鈴鹿1000kmの7位が最高位でチームランキングも18位となり、この年をもってF430GTC#2640のレース活動は幕を閉じることとなる。

2000年代を代表するフェラーリGTレーサーであり、成功作と評されるF430GTCだが、ヨーロッパと日本のレースシーンで活躍し、今もレディtoレースの素晴らしい状態に保たれた#2640は、ミケロットの手で24台が生産されたとされるF430GTCの中にあっても珍しいヒストリーを持った1台といえるだろう。また近年その活動が注目されているフェラーリ・クラブ・コンペティツィオーネGTへの参加資格も保有いている。

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Chassis No. F131EVOGTC2640