2000 Honda NSX Type-S zero
- エアコン、オーディオなどの装備の非装着や遮音シートの軽減による軽量化
- ハードセッティングのサスペンションを採用
- エンジンはV6 DOHC VTEC 3.2ℓ(C32B 型)を採用し、ミッションは6 速化
初期型NSX(NA1)の“92R” の生産終了から7 年が経過した2002 年5 月にリリースされた、
後期型NSX(NA2)のスペシャルモデルが“02R” ことNSX-R である。その7 年間の間NSX
には“R” の名が使用されなかった。当モデルは“R” こそついてはいないが、サーキット走行
を主眼とした“R” 同格のポテンシャルを持つモデルとして発売された“Type-S zero” となる。
エアコン、オーディオなどの装備の非装着や遮音シートを軽減するなど96kg の軽量化(N
SXクーペのパワーステアリング装着車比)を達成。さらにハードセッティングのサスペン
ションを採用した。エンジンはV6 DOHC VTEC 3.2ℓ(C32B 型)を搭載し、ミッションは
6 速化。MOMO 製本革巻きステアリング、レカロ製フルバケットシート、チタン削り出しシ
フトノブなどが採用されるなど、フラッグシップモデルとしての風格は十二分に併せ持つ。
当個体の外装色はインディイエローパール(Y52P)、内装もイエローとなる。