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2019/09/07 SAT - 2019/09/08 SUN

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TOKYO Terrada

1969 TOYOTA 2000GT “MF12L”

1969 TOYOTA 2000GT “MF12L”

  • 僅か9台が製造された“MF12L”の第1号車
  • 車台番号は “MF12-000001”
  • 2300cc SOHC “2M-B” のエンジンを搭載
  • “MF12L”の中で僅か2台のみ製造されたAT仕様

 数ある日本車の中でも群を抜いたカリスマ的人気を誇るトヨタ2000GT(モデル型式MF10)。1967年から1970年まで生産(前期/後期、試作車を合わせて337台)され、その希少性も手伝って現在も国内外で日本車としては驚異的な高値での取引が行われている。

 排気量2000ccの直列6気筒エンジンはトヨタ・クラウンのM型がベースとされており、ヤマハ発動機製の先進的なDOHCヘッドを搭載した。エンジン型式は「3M型」とされ、最高出力は当時の日本車としてはかなりハイスペックの150ps/6600rpmを発生。トランスミッションは5速MTの他に3速ATも設定された。

 2000GTにはSOHCヘッドを採用した排気量2300ccのモデルも存在する。これは北米マーケットに向けた廉価版という設定で開発が進められたモデルで、整備に一定の手間の掛かるDOHCヘッドではなく、シンプルな構造で整備性にも優れたSOHCヘッドを採用することで、北米での販路を拡大しようとヤマハ発動機が主導して企画・開発が進められた。

 エンジンは当時北米輸出仕様のクラウンに搭載された「2M型」をベースにソレックス製キャブレターを3基連装した「2M-B型」。最高出力は140ps/5800rpmを発生する。北米向けのためハンドル位置は左で、トランスミッションは MF10型と同じく5速MTと3速MTが設定された。

 モデル型式「MF12L」は車体番号 MF12L-100001からMF12L-100009までの9台が試作として製作された時点で計画は白紙(採算を度外視した赤字生産が続き、トヨタ社内で生産中止の声が高まった)に戻され、市販には至らなかった“幻の2000GT”として、世界中の2000GTマニアの間でも特別な存在として今日まで認識されている。なお正式名称ではないが、マニアの間では“2300GT”と呼ばれることが多い。

 当個体は車体番号MF12L-100001を持つ「MF12L」の試作第1号車である。

 日本のコレクターのもとで動態保存されていた個体で、現在はオリジナルのソーラーレッドではなくペガサスホワイトにエクステリアカラーが塗り替えられてはいるが、機関系含めて良好なコンディションが保たれている。

 さらに注目すべきは「MF12L」の中で2台のみが製作された3速AT仕様という点であり、試作第1号車である点も加味すればその希少性は極めて高いものとなる。

 車体番号 MF12L-100002を持つ試作第2号車はトヨタ自動車が保有、車体番号 MF12L-100006 はTOYOTA USA AUTOMOTIVE MUSEUMが保有していることからも理解できるように、「MF12L」は歴史的価値においても特別な存在である。その第1号車が手に入れられるチャンスは、この先二度と訪れないと断言できるだろう。

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Chassis No. MF12-000001
Mileage 31,500km