1996 Nissan Silvia (S14)
- ▶Late 1996 model, top of the range “K’s” spec
- ▶︎Original rear wing installed
- ▶Fully original
- ▶Body paint is “super black”
「S14型シルビア」は、日本を代表するデートカーとして若者から絶大な人気を誇った「S13型シルビア」の後継として1993年にデビューした。「S14型」はターボエンジンにFR駆動という先代のパッケージを維持しつつ、走行性能を高めるため各部が大幅にアップデートされる。ボディサイズは大型化され、ホイールベースを延長することで、高速走行時の安定性が向上。エンジンパワーも引き上げられ、よりスポーティな走行に特化したモデルに進化した。
そして「シルビア」はそのレイアウトから、ドリフト競技との相性が良く、現在に至るまで高い人気を誇る。日本最高峰のドリフト競技『D1グランプリ』をはじめ、世界各国の競技で現在も使用され続けており、ミニサーキットで行われるドリフト系の走行会では実に8割以上の参加者がシルビア系に乗ると言われている。
当個体は後期型、「SR20DET」ターボエンジンを搭載した最上位モデルであり、最も人気の高いモデルである「K's」のエアロSEとなる。オドメーターは93,932kmを表示。実走行ワンオーナー車両となる。
前述通り、ドリフト競技に使われることが多く、カスタムベース車両として人気の高いモデルであるが、本個体はサーキットでの使用はなく、フルノーマルのまま現在に至る稀少な個体となる。