全11戦で開催される、2019年のポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)。岡山、富士での4戦を終えて、レースは早くも中盤戦を迎えました。第5-6戦の舞台は、F1グランプリとの同時開催で最終戦が繰り広げられることとなる、三重県、鈴鹿サーキットです。
まずは第5戦となった本日、天気は昨日より引き続き快晴、時間を追うにつれ強まる日差しが、容赦なく路面を照り付けます。
まだまだ暑さのしずまらない午後4時20分過ぎ、フォーメーションラップを終えた各車がグリッドへ。PCCJとPCCAの合同開催となる今回、全44台が一斉にグリッドへ配される景色は実に壮観です。合同開催による特別ルールで、PCCJ史上初となったローリングスタート。まずは#19笹原右京選手(Porsche Japan Junior Programme)がトップを守りきると、レース序盤から圧倒的な速さを見せ、2位の#78大滝拓也選手(SKY RACING)との差を大きく広げていきます。
BINGO RACINGチームは、#9武井真司選手がスタートから安定的なドライビングで4位をキープ。BINGO RACING/LM Corsa#60小河諒選手もスターティンググリッドからの順位の変更はなく、7位で走行。前方を走るD’station Porsche#7星野敏選手の後方につけると、#60小河選手が果敢に追う展開となり、テールに食らいつくも、ベテランの走りを見せる#7星野選手に左右に振られ、なかなかサイドバイサイドに持ち込めず。しかしその後LAP5の1コーナーで美しいオーバーテイクを見せ、6位に浮上しました。
さらにLAP6では、5位を走行していた#34内田優大選手(air-J & TeamKRM)がデグナーでコースアウト、後続車であった#60小河選手はこれをかわし、チームメイトの#9武井選手の後につく5位へと順位を上げました。
レース後半、黄旗によるセーフティーカー導入。結局黄旗は解除されず、40台を超える豪華なポルシェパレードはそのままセーフティーカーに誘導され、チェッカーフラッグ。
第5戦は#19笹原選手がポールトゥウィンを飾り、Nine Racing#31上村優太選手は、スターティンググリッドをそのままキープし、3位表彰台に上っています。
Bingo Racing // LM Corsa
#9 武井真司 4位
#60 小河諒 5位
#51 春山次男 19位
Nine RACING
#31 上村優太 3位
#32 永井秀貴 14位
5月26日(日)は引き続き好天に恵まれる予想の中、PCCJ第6戦です。