1995 Lancia Delta HF Integrale EvoluzioneⅡ Collezione
- 日本向けに生産された250台限定モデル
- 走行距離31,872km、禁煙車両、2オーナー
- アイバッハスプリング、OMPストラットブレース
- レカロバケットシート
ランチアデルタHFインテグラーレは、1987年から1992年にかけて6年連続でWRCチャンピオンに輝いたランチアデルタのワークスマシンを記念して制作されたモデル。2リッター4気筒ターボエンジン、フルタイム4WD、空力を考慮した攻撃的なワイドフェンダーボディは、ワークスマシンを忠実に再現されており人気を博した。
今回紹介する Delta HF Integrale Evoluzione II Collezioneは、日本の熱心なファンからの要望により誕生したと言われている250台限定モデルである。ボルドーレッドに黄色と青のストライプというカラーリングが他の Delta HF Integrale モデルとの外観の識別点になる。
フロントとリアのアイバッハスプリング、OMPストラットブレース、250 psまで高められたエンジンなど、特別仕様の装備が盛り沢山となっている。
その他の特徴には、アンスラサイト仕上げの 16 インチ スピードライン ホイール、プッシュ ボタン スタート、カーボン ファイバー トリム ディテール、アルミニウム OMP ペダルと助手席フットレスト、レカロ シート、モモ ステアリング ホイール、ギア レバー横の「エディツィオーネ フィナーレ」識別プレートがある。
当個体は走行距離約3.2万キロの極上車。外装、内装ともに年式を感じさせない綺麗さであり、前オーナーの保管状況が良かったことが伺える。メンテナンスノートや純正工具、取扱説明書などが揃っていることも、コレクション性を高めていると言えるだろう。