2009 Lamborghini Gallardo Super Trofeo
- ワンメイクシリーズレース車両
- プロモーション用ショーカー
- 走行距離70km
ランボルギーニが”世界最速のワンメイクレース”の開催を目指してガヤルドをベースに34台限定で生産したレース車両”ガヤルド スーパートロフェオ”。
90°バンクの5.0L V10エンジンを搭載し、最高出力は570psを発揮する。ボディーにはレースマシンとしての改良が施され、カーボンパネルを用いて簡素化された車内にはロールケージを配置、徹底的な軽量化の結果、1300kgの車重を実現している。
フロント部分のカナードやリアディフューザーなど空力パーツも多く追加された。2009年5月、スイスの高級時計メーカーBlancpain(ブランパン)社がメインスポンサーとなり”The Lamborghini Blancpain SuperTrofeo”のタイトルでイギリスのシルバーストン・サーキットを舞台にワンメイクレースが開幕、その後もベルギーのスパ・フランコルシャンやイタリアのモンツァなど、世界の名立たるサーキットでレースが行われた。
当個体はその34台の中でも特別な経歴を持つ。スーパートロフェオシリーズのタイトルスポンサーを務めたスイスのブランパン社のオフィシャルグラフィックを纏う。主に同社の展示用として貴重に保管されており、レースで一度も使用される事なく現在まで新車同様のコンディションを保っている。走行に際してはメンテナンスが必要となるが、この唯一無二の経歴を持つスーパートロフェオのエンジンが目覚める時を想うと心が踊る、コレクタブルな1台となる。