株式会社BINGO

2025/05/09 FRI - 2025/05/10 SAT

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COLLECTIBLE AUCTION

1973 Mazda Savanna GT [RX-3 / S124A]

  • 12A型エンジン搭載の最上位モデル『GT』
  • 排ガス規制前の短い期間に製造された1台
  • エンジンエンジンオーバーホール済み
  • 純正色でオールペイント
  • 高い純正コンディションを維持

1971年、ロータリーエンジンを搭載する、マツダの5番目のモデルとしてデビュー。
当初は、「ファミリアロータリークーペ(R100)」にも採用されていた、10Aロータリーエンジン搭載モデルのみが販売された。
丸型4灯ヘッドライトや、流れるようなファストバックスタイル、特徴的なリアデザインが採用され、そのスポーティーな印象が色濃く反映されるクーペモデルは人気を集めた。

その後、人気を博していたクーペモデルに新たなグレードが1972年9月に誕生する。
それが、今回紹介する、サバンナ GTになる。

10Aロータリーエンジンよりも、排気量が164cc拡大され、最高出力120hpへと出力アップした、12Aロータリーエンジンが搭載され、5速MTと組み合わされたことが、サバンナ GTの特徴となる。
カタログ値で最高時速190kmという、高い運動性能は、レースでも遺憾無く発揮され、それまで50連勝を誇っていたスカイラインGT-Rの連勝記録をストップしたことも、サバンナGTの人気に拍車をかける要因にもなった。
しかし、昭和48年排出ガス規制をクリアするたパワーダウンを余儀なくされ、本来のサバンナGTのあるべき姿を楽しむことができるのは、僅かに9ヶ月間のみに生産されたサバンナGTとされ、マニアの中でも高い人気を誇る。

今回この車両は、規制前のサバンナGTで、判別方法の一つとしては、ディストリビューターが2つ付いているのが特徴だ。

当時の人気はもちろん、レシプロエンジン搭載車に比べ安価に手に入れることができたため、レーシングカーさながらのオーバーフェンダーや、チンスポイラーなど、ボディーに手を入れられた車両が多い中で、この個体は、一度もフェンダーなどに手が入れられていない、オリジナルコンディションを保つ。

現オーナーがレストアをする過程でこだわったのは、「オリジナルを維持する」ということ。作り直せばいくらでもできるペイントナンバーの書かれたシールや、適正空気圧が書かれたシールはオリジナルのモノを残したいという思いから、外販のみの塗装で、エンジンルームなどはオリジナルの塗装を残す。

さらに、レースでも採用されていたダウンドラフトキャブレターが装着されていたが、オリジナルキャブレターに仕様を戻し、オリジナルのエアクリナーを装着。エンジンルーム内もオリジナル度の高い状態を維持する。

内装も、オーディオなどは全てオリジナルと言いたいのだが、現オーナーが手に入れた時点で、フロントシート2脚は張り替えが行われていたため、シートだけがオリジナルではないが、クリーンな印象、純正然とした仕上がりは決してマイナスの印象は与えない。

元来素性がいい個体を、メカニックとしても一定のファンがいるオーナーの手によりオリジナルを維持しながら仕立てられた、貴重なサバンナGT。
メーターは不明となるが、メーターの指し示す14,844kmが実値ではないかと思わせる仕上がりは、ロータリーファンでなくても垂涎の1台だろう。

LOT NUMBER10

SOLD FOR:

¥11,100,000

VIN S124A-145204
ODO ---- km [14,900 km]