2002 Porsche 996 GT3RS
- 生粋のレーシングカー
- 128台生産された中の1台
- 2002 年第 31 回インターナショナル・ポッカ 1000kmオープンクラス優勝
- 2020年にエンジンをフルオーバーホール
- レースレディ・コンディションを維持
- 通関証明、排ガス試験成績表が付属
996 型 GT3RS は、FIA GT 既定のレーシングカーとして 1999 年に開発された 996 GT3R
の後継モデル。
ロードカーとして 2003 年に発売された 996 GT3RS とは異なり、生粋のレーシングマシンである。
そのベースとなったのは 996GT3 で、強固なロールケージを装着しボディを強化するとともに軽量化。
カーボンファイバー製のボディパネルとプレキシガラス製のリア&サイドウィンドウを採用している。
また大型のチンスポイラー、ワイドフェンダー、リアウイングなどエアロダイナミクスも、大きく進化を遂げている。
エンジンは 911GT1 ブロックをベースとした 3.6 リッター水冷フラット6で 400hp 以上を発生。
ギヤボックスは6速 MT で、 サスペンションは基本構成こそ GT3 と変わらないものの、可変スプリング、調整可能なショック、アンチロールバー、ボールジョイントなどを備えた専用品が採用された。
996 GT3RS は 2001 年から 2003 年まで製造された。
2001 年モデルが 50 台、2002 年モデルが 48台、2003 年モデルが 20 台製造され、ヨーロッパ、アメリカ、日本など世界各地の GT レースで活躍。2004 年に 996GT3 RSR へと進化を遂げた。
ここに紹介する個体は 2002 年に日本に輸入された 911GT3RS。
2002 年 8 月に鈴鹿サーキットで開催された第 31 回インターナショナル・ポッカ 1000km のオープンクラスに木本正広、2016 年のル・マン・ウィナーとなる R.デュマ、ザビエル・ポムビドゥのドライブでルーフ・スパイマスターとして出場。
153 周を走り切り、出走 35 台中総合9位、オープンクラス優勝というリザルトを残している。
その後も走行会や PCJ-CUP などで使われたこともあり、6in1 のワンオフ・マフラーなどオリジナルからモディファイされた部分も散見される。
近年はしばらく動いていない状態が続いていたようだが、2020 年にハナシマレーシングにてピストン、クランクシャフト・ベアリング、スラストメタル、タイミングチェーン、バルブ、バルブスプリング、クランクプーリーなど多数の新品パーツを投入し、エンジン・フルオーバーホールを実施。
オーバーホール後は富士スピードウェイで2度ほどスポーツ走行を行い、レースレディ・コンディションに仕上がっているのを確認。
また一連の 996 レーシング・モデルはナンバーの取れる最後のシリーズとしても好事家の間で有名だが、この個体にも通関証明、排ガス試験成績表が付属しており、ナンバー取得も可能となっている。





























