株式会社BINGO

2023/01/16 MON - 2023/01/22 SUN

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Collection Car Auction - Collection No.16-

Honda Vamos

  • 1円スタート
  • 希少なフルホロモデル
  • オリジナルボディカラー

車両説明

”現代にはない車”という言葉がこれほどまでに似合う車両はこの初代「ホンダバモス」以外ないだろう。小さなボディにはドアや屋根が備えられておらず、乗員と車外を隔てるのはドアの代わりに備えられたガードバーとフロントウィンドウだけ。運転席から少し目を落とせばもうそこは道路という、前衛的なルックスが強い存在感を放つ。

 ミッションはマニュアル4速。エンジンは354cc空冷2気筒OHCが2列目運転席の下に設置されている。所謂ミッドシップレイアウトとなっている点がユニークだ。顔つきも特徴的で、飛び出したカエルの目のようなヘッドランプの間にスペアタイアが収まったデザインは、小さなボディと相まってとても可愛らしい印象を与えてくれる。一方内装を見れば、内張りなしの金属剥き出し、簡素なメーターが並ぶダッシュパネルなど、さながら軍用車のようで、スパルタンな魅力も併せ持つ。

 当個体は今年4月に開催された自動車やバイクなど乗り物に特化したアウトドアイベント「VEHICLE STYLE」で展示されていた車両となる。池田氏はかねてより「バモス」を探していたのもあって、その場で購入を決めたそうだ。

「バモス」はそのデザインもさることながら、レジャーにはもちろん、現場作業まで、そつなくこなせる車両をめざして設計されているのが魅力のモデルだ。キャッチコピーも「乗る人のアイデアによって用途が無限に広がる車」として販売された。そのため、コンパクトなボディと荷物の積み下ろしが容易なのも特徴で、どこに行っても活躍できる利便性が追求されている。しかし「バモス」のアヴァンギャルドなデザインは当時のユーザーにはあまり受け入れられることはなく、生産期間はわずか3年、製造台数も2530台にとどまり、現存する個体は少ない。

 また「バモス」には2人乗りモデルと4人乗りモデル、そして上部全体を覆う幌を備えたフルホロタイプの3種類があった。そのなかでもフルホロモデルの生産台数は少なく、さらに外装のボディーカラーもオリジナル、内装にも手は加わっていないと言うことから、この個体の希少性は非常に高いと言えるだろう。

【車検証上のスペック】

6ナンバー・軽自動車・貨物・自家用・キャブオーバ
乗車定員 : 2(4)名
最大積載量 : 350kg
車両重量 : 540kg
車両総重量 : 1,000(760)kg
長さ : 299cm 幅 : 129cm 高さ : 162cm
総排気: 0.35L
燃料の種類 : ガソリン

LOT NUMBER3

Chassis No: TN360-1485803
Mileage: 26,698km