1970 ホンダ N360(N-Ⅲ ツーリングR)
- 1万円売り切りスタート
- 最終型、第3世代
- 「ツーリングS」グレード
- ツインキャブレター
- レストアベース車両
車両説明
ホンダが初めて販売し、昭和を代表する大衆車として現在も多くのファンを持つ『N360』通称Nコロ。
この個体は1970年に登場した最終型となる第3世代のモデルで、ツインキャブレターを搭載した「ツーリングS」グレードとなる。
通常モデルが搭載する354cc 4ストローク空冷2気筒SOHCエンジンは、最高出力31PSに対し、このグレードはツインキャブにより5馬力アップの36psを発生。高速道路の普及により求められた高速走行性能がより高められていた。
またこちらはレストアベースとなり、各部に不具合が見受けられる車両となる。具体的には、ブレーキペダル、サイドブレーキなどに不調が認められる。エンジンも始動するには、オーバーホールが必須。実際に走行させるには、専門的な知識はもちろん、設備や技術が必要となるだろう。
しかし、フロアや、トランク内の腐食はそこまで進んでおらず、レストアを前提とするならば、ある程度の素性は保っている個体であると言えるだろう。