1987 いすゞ ピアッツァネロ イルムシャー(E-JR120)
- ・1万円売り切りスタート
- ・上位グレード「イルムシャー」
- ・エンジン始動確認済み
- ・オリジナルのRECARO製バケットシート
- ・車検取得可能なレベルのコンディションを維持
- ・KYOWA RACING製アルミホイール
いすゞ自動車が名車「117クーペ」の後継として1981年に発売したスペシャリティカー「ピアッツァ」。当個体はヤナセ自動車が販売し、輸出仕様の4灯ヘッドライトを搭載した「ピアッツァ・ネロ」と呼ばれるモデルとなる。
さらにこの個体は、「イルムシャー」の名を冠す上級グレード。ドイツのチューナー「イルムシャー」が主に足回りのチューニングを施し、更なる運動性能アップが図られたモデルだ。
ユニークで美しいボディデザインは巨匠ジョルジェット・ジウジアーロによるもの。その唯一無二のスタイリングは現在でも根強いファンを持つ所以ともなっている。しかし、そんな人気とは裏腹に、市場にはほとんど出回っておらず、現存個体の減少が急速に進んでいるモデルでもある。
そんな「ピアッツァ」であるが、当個体は内外装とも高いオリジナル度、良好なコンディションを保つ個体となる。
ホイールは社外製に交換されているが、外装に入る印象的なラインはもちろんのこと、ダークブルーのカラーもオリジナル。そして室内も、「イルムシャー」の特徴であるレカロシート、MOMOステアリングをそのまま備える。ステアリングは使用感が目立つ状態となるが、シートやダッシュボードの状態は良好となっている。
また、燃料メーターが不調とはなっているが、エンジン始動は難なく可能で快調に動作する。実際に街乗りに使用するのはもちろん、コレクションに是非とも加えておきたい一台といえるだろう。