ローバーミニ
- 1万円売り切りスタート
- シート張り替え済み
- 社外ホイール
- RS☆R製マフラー付属
車両説明
当個体は、VINコードから1990-1991年製のキャブミニクーパーだと思われる。シートは社外品に張り替えられており、状態は良好。ホイールは社外品だが、まとまりのある外観になっている。また、RS☆R製のマフラーが付属する。一大ムーブメントを起こし、多くの個体が輸入され楽しまれてきたローバーミニ。アフターパーツの量も豊富に揃うなど、趣味車として始めるには最高のモデルと言えるだろう。
ローバーミニは、当時としては珍しかった前輪駆動車である。機械類を小さく、居住スペースを最大限取ったパッケージングは自動車としての必要最小限を形にした設計で、当時の革新的な一台であった。生産・販売会社の名前は幾度も変わったが、40年以上にわたり生産、販売が継続された名車である。最初に製造販売したBMCの社長レナード・ロード氏が自社開発陣に命じたのは「極めて経済的な4人乗り小型車」の開発であった。これを完璧に具現化したのがこのミニであると言える。外観に限らず、内装備品やメカニズムなど、このクルマの全てにその設計思想が反映されている。「必要なものが、必要なところに、必要な形で、必要な数だけある」そんな本物のデザインに、ミニが長い間愛され続ける秘訣があるのかもしれない。