1999 Lamborghini Diablo GTR
1999年12月のボローニャ・ショーでランボルギーニ・スーパートロフィー用のワンメイクレースマシンとして発表された”ディアブロ GTR”は”GT”をベースにわずか30台のみが生産された非常に希少なモデルであり、現在のスーパートロフェオシリーズの先駆けとなった存在としてランボルギーニの歴史においても強い存在感を放つ。GTに比べ最高出力は15PSアップの590PS/7300rpm、最大トルクは1kg-mアップの65.3kg-m/5500rpmを誇る。
“ディアブロ GTR”は車両の生産と共に供給されたスペアパーツが多く存在し、そのパーツで組み上げられた”GTR仕様”と言われる車両が正式な30台の他に数台存在すると言われるが、当個体はランボルギーニ工場で30台中18番目に生産された事を証明する公式のナンバリングプレートを持つ由緒正しい車両である。そんな当個体はフルオリジナルを維持した状態で大切に保管されており、内外装共に非常に高いコンディションを保っている。ダッシュボードやステアリングに使用されているアルカンターラ生地にも目立った劣化は見当たらず、保存状態の観点からも非常に価値の高い一台と言える。
※出品協力:ヤフオク!