1968 マツダ ルーチェ(SUA)
- ▶初代マツダ ルーチェ
- ▶オリジナル車両
- ▶長年屋内保管された不動車
1966年にマツダの新たなセダンとして販売が開始された「ルーチェ」。デザインはイタリアの「ベルトーネ」社に依頼。繊細なピラーやボディラインは、当時同社に所属していたジョルジェット・ジウジアーロが手掛けており、このフラットデッキなデザインはベルトーネ時代のジウジアーロならではと言えるだろう。
インテリアには直線を基調としたインパネに二眼のメータを設置。エクステリアと共通するシンプルなスタイルを醸し出している。また、当時このクラスでは珍しくフロント3人掛けのシートを採用し、6人乗りが可能だった。グレードはATモデルのスーパードライブ、デラックス、スタンダードの三種をラインナップ。エンジンは1.5L直4SOHCシングルキャブを採用し、最高出力78ps/最大トルク11.8kgmを発揮した。
国内では販売台数に伸び悩んだルーチェだが、輸出先となった欧州では、その美しいスタイリングと実用性が高く評価され人気を博した。そんな初代モデルの登場から約29年の間、ルーチェはマツダのフラグシップセダンの座に君臨し続けた。
当個体は後期型デラックスモデルとなる。外装には所々経年相応の劣化あり、フロントバンパー下部には若干の凹みが見受けられる。
内装の劣化箇所は比較的少なく、シートやインパネ類は高いコンディションを維持している。なお、エンジンの始動に際してはメンテナンスが必要となる。車両のオドメーターは87,247kmを指す。
