1972 トヨペット コロナ マークⅡ バン(RX16V)
- ▶2代目コロナマークⅡのワゴンモデル
- ▶1700cc「6R型」エンジン搭載
- ▶長年屋内保管された不動車
1972年1月のフルモデルチェンジで2代目として進化を遂げた「コロナマークⅡ」。6気筒2000ccエンジンを搭載した「L」シリーズを追加するなど、高級パーソナルカーとしての印象を更に強めたモデルであった。
しかし、バンには直列4気筒1700ccの「6R型」エンジンを搭載し、他モデルに比べ親しみやすい価格で人気に繋がった。1975年には昭和50年の排ガス規制に対応するために全車2000ccの「18R型」に統一されており、この事からも1.7lモデルのバンは希少価値が高いと言えるだろう。
当個体はそんな1700ccエンジンを搭載したワゴンモデルである。外装にはモール類の劣化などが見受けられるものの、その他のコンディションは非常に良好。コスミックブルーのペイントも色褪せることなく美しい輝きを保っており、リアには当時物であろう大阪トヨタのステッカーが残っている。
マークⅡならではの高級感ある内装には経年相応の使用感が残るが、大きな損傷や欠損などは無く、ボディカラーに合わせたブルー基調のインテリアはとても魅力的だ。エンジンの始動にはメンテナンスが必要であるが、エンジンルーム内は非常に綺麗な状態で保管されている。