BLITZ GR SUPRA WIDE (2019 TOYOTA GR SUPRA RZ)
- 2020年カスタムカーコンテスト最優秀賞受賞車両
- ラグジュアリーなオリジナルフルエアロ
- カーボン製インテークダクト
- 『パワスロ』により最高出力366psを発生
車両解説
■2020年カスタムカーコンテストの最優秀賞受賞車両
当車両は2020年東京オートサロンカスタムカーコンテストの『ドレスアップカー部門最優秀賞』を受賞したBLITZ渾身のショーカー。外装はホワイトパールのフルラッピングが施されている。
■迫力と洗練した美しさを併せ持つオリジナルエアロ
BLITZの野心的なエアロパーツ『エアロスピード R コンセプト』は、足し算だけではなく、GRスープラが持つワイドで迫力のあるボディを生かし、より洗練した大人のスポーツに生まれ変わらせることをコンセプトに掲げた。
賞レースを勝ち抜いた、そのデザインは美しく、これまでに見たことがない新たな「GR スープラ」像を確立した革新的な1台となっている。
■迫力の秘訣は2メートルを超えるワイドボディ
フェンダーはフロント片側30mm、リア50mmの大幅なワイド化が行われ、その車幅は実に2メートルを超える。そしてホイールハウスに収まるのは極太20インチ11.0J+15の「エンケイ Racing Revolution RS05RR」。その出立は圧巻の一言であるが、形状は純正のグラマラスなボディラインが活かされ、力強さとしなやかさが共存する。
そこに約70mmロングノーズ化した特徴的なフロントバンパーを組み合わせることで、全体的なシルエットを引き締め、迫力のワイドボディにスマートさを纏わせている。
リアに備えられたローマウントウィングも主張を抑え、コンセプトから逸脱することなく、しっかりと落とし込まれている。もちろん車検対応する規格となる。
*車検取得時には、純正ホイールを装着し車検取得を行っている。
■”手軽にハイパフォーマンス”がBLITZのお家芸
またメカニズム面においても、BLITZのツボを押さえた的確なカスタマイズが光る。足回りには独自のブレーキシステム、車内から減衰力調整が可能なサスペンション『ダンパーZZ-R』を備え、ワインディングからサーキットまで楽しめる制動力と操作性を実現。
約5.2㎰のパワーアップが見込めるカーボン製のインテークダクト、カプラーオンで最高出力とレスポンスを引き上げる『パワスロ』も装備され、十分なマージンを確保しつつ、366psというハイパワーをも獲得している。
■一つ頭の抜きん出たラグジュアリーなスープラへ
存在感と大人の余裕を感じさせるエクステリア、そして街乗りからサーキットまでこなせるハイスペックさは、BLITZらしいユーザー目線のカスタマイズのノウハウが活きている。本来の魅力とは一味違う、高級感香る淑やかな「GR スープラ」を至高するユーザーにはもってこいの一台と言えるだろう。
入札前に以下を必ずご確認ください。
※【外装について】
フルラッピングされたエアロパーツは、全て未塗装となっております。
※【タイヤ/ホイールサイズについて】
公認車検取得済みとなりますが、陸運事務所検査官による判断で、基準を超える場合があります。その際は純正、もしくは基準に適合するタイヤホイールセットが必要になります。
※【車高について】
当個体はローダウン車となるため、階段等でタイヤとフェンダーが干渉する場合があります。
※【修理・保証について】
車両は現状でのお渡しとなります。売買契約成立後の破損・修理等は保証いたしかねます。
※【付属品について】
・ノーマルタイヤホイール
・ノーマルマフラーカッター
・ノーマルエアクリーナーボックス
・ノーマルサスペンション
ノーマルパーツは株式会社ブリッツが保管しています。
処分をご希望の方は、売買契約成立時にお申し出ください。
メーカー解説
●BLITZがもつ商品開発へのこだわり
「BLITZ」は1980年に発足し、車両のチューニングパーツの開発、導入、販売を一貫して行ってきた老舗メーカー。同社はラインナップが豊富なことで、本格的なスポーツモデルに限らず、セダンやファミリーカーまで多種多様なモデルのパーツを制作している。
こうした商品展開の背景にはBLITZがこだわってきた理念がある。それは、”ルール”を守ること、そして常にユーザーの目線から求められている商品を製造することだった。販売されている商品は車検対応なのはもちろん、ユーザーが安心して使用できるよう実走テストを重ね、純正パーツのような信頼感を目指して設計されている。
そして手軽さを追求し、ユーザーが簡単に車両の性能をアップできるパーツの設計にも余念がない。特に装着するだけで性能を底上げできる電子系パーツを数多く製造し、高い評価を得てきた。
●ニュルブルクリンク量販車最速タイム
そんな安心と手軽さを追求してきた同社であるが、同時に速さを求めたチューニングカー本来の目標も貪欲に追求してきた。矢田部テストコースでの最高速トライアルを皮切りに、さまざまなステージに渾身のデモカーを持ち込み、その頭角を表していった。特に業界に衝撃を走らせたのが、ドイツ、ニュルブルクリンクで当時の量販車の最速レコードを更新だろう。
「ゲンバラ・ビターボ GTR600」の記録7分53秒を破るべく、BLITZは80型 スープラをベースマシンに選び、社運を賭けてこのレコードに挑んだ。困難な目標であったが、BLITZはこれに一貫して市販パーツの使用にこだわり、アタックに使用された車両には特別なパーツは装着しなかった。これもユーザーが使用できるパーツを使用することで、フィードバックを目指したBLITZらしい試みであったと言えるだろう。
アタックを繰り返していく中で、発生したトラブルを一つ一つ着実にクリアし、マシンをブラッシュアップしていく。昼夜関係なく作業を続け、マシンを仕上げていった結果、念願のコースレコード更新。BLITZが”世界最速”の車を作れることを証明した瞬間だった。
●D1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)への参戦
そしてよりその名前を名実ともに世に知らしめたのがD1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)へのワークスチームとして初の参戦である。ベース車両には当時異色だったER34スカイラインを選択し、その重量の重さが懸念されていたが、活動を通して着実なバージョンアップを行っていく。
その斬新なマシンメイクは業界を牽引し、ドアやトランクにFRP、カーボンの使用、現在では当たり前となったシーケンシャルミッションを使用したのもBLITZが先駆けていた。まさにドリフトマシン進化の変遷状には常にブリッツが存在し、日本ドリフト史を作り上げてきたメーカーの一つであるのだ。
●記録の先に見据えたユーザーファースト
こうしたBLITZのステージを選ばない挑戦は、数多くの記録を打ち立て、高品質なパーツの製造を可能にした。そしてその背景には、常にユーザーの目線に立ち、安全性を第一に考慮してきた同社の信念があった。この姿勢があったからこそ、BLITZは日本を代表するメーカーへと成長し、多くのユーザーから絶大な支持を受け続けてきたのだろう。