株式会社BINGO

2024/11/16 SAT - 2024/11/17 SUN

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JDM Collectible Auction

1972 Nissan Laurel SGX [C130]

  • 「SGX」の前期型MTモデル
  • SUツインキャブ仕様のL20型エンジン
  • 車検ステッカー付属
  • 前後車高調&ロンシャンXR-4ホイール

二代目ローレルにあたるC130系ローレルは1972年から販売され、「ブタケツ」の愛称で知られるモデルだ。
大きく分けて「2ドア・ハードトップ」と「4ドア・セダン」の2種のボディタイプがあり、「ブタケツ」と呼ばれるのは「2ドア・ハードトップ」。ちなみに「4ドア・セダン」のほうはそのフロントマスクのデザインから「ガメラ」と呼ばれている。
この130系ローレルの特徴は、大きく盛り上がったリヤフェンダーの形状と、テールランプがバンパーに埋め込まれたことによって面積が増したトランク部分によるボリューム感のある後ろのデザインから「ブタケツ」と呼ばれた。

そんな「ブタケツ」ローレルの新車販売当時のキャッチフレーズが「ゆっくり走ろう、ローレル」。車格的にはスカイラインとセドリック/グロリアの間にあたり、走り重視のスカイラインに対して、高級車のミドルクラスモデルのローレルという関係性になる。
当個体はそんなローレルの中でも走り系のグレードとされた「SGX」である。「SGX」グレードの特徴は「SUツインキャブレター」を装備している点。他グレードの小径のシングルキャブレターと比較すると、同じ2000ccエンジンでも10馬力上回っている。
外装はディープグリーンにオールペイントが施されており、光が当たるとプレスラインが綺麗に浮かび上がる。また当個体は前期型であるが、テールランプのみ後期型に変更されている。
前後の車高調とロンシャンのXR-4ホイール、そして当時モノの車検ステッカーが、旧車ならではのシブさをより引き立たせてくれる。
内装はダッシュボードにひび割れとドアパネルに経年劣化が見受けられるが、その他は綺麗な状態が保たれている。

暴走族全盛期に乗りつぶされてしまった個体が多く、現存する個体数はかなり少ないとされている「ブタケツ」ローレル。その中でも人気の「SGX」グレードであり、良好なコンディションを保たれた当個体は非常に高い価値を持っていると言えるだろう。

LOT NUMBER15

¥11,000,000 -
¥15,000,000

VIN KHC130-002126
Engine No L20 997279
Mileage 85,342km