1972 Nissan Skyline 2000GT "KGC10"
- KPGC10(後期型GT-R)然としたモディファイ
- レーシングサービス・アオヤギの手によりL28(N42)エンジンを3.1ℓへボアアップ
- 亀有エンジンワークス社製のピストン、カムを組み込み済み
- ビッグバルブ化、及びヘッド面研済み
- NISMO製LSD「R200」を搭載
1970年に実施されたC10型・日産スカイラインのマイナーチェンジに伴って追加設定された、2ドア・ハードトップ・モデルをベースとした後期型GT-R(KPGC10)。その生産台数は1,197台と希少なモデルである。当時のスカイラインのモデルラインナップの中には、S20型エンジンを搭載したGT-R(KPGC10)以外に、L20型エンジンを搭載したモデルもラインナップされていた。
当個体も、出荷時はL20型エンジンを搭載した2000GT(KGC10)として出荷された1台となるが、L28(N42)型エンジンへと載せ替えが行われ公認を得ている。搭載されるL28(N42)型エンジンは、福岡のレーシングサービス・アオヤギの手により3.1ℓへとボアアップ。亀有エンジンワークス社製のピストン、及びカムが組み込まれ、ビッグバルブ化やヘッド面研が行われている。キャブレターはウェーバー社製 48φを使用。エキゾーストはオールステンレス製の50φデュアルマフラーを装備する。
足回りに関しても車高調や、フロントには4ポットキャリパーが装着される他、フロントシートをより高いホールド性を持ったレカロ製のスポーツシートに換装するなど、よりスポーティな走行性能を実現するためのモディファイが各部に加えられた1台となる。