1965 Prince GLORIA Super 6
- 2L直列6気筒 G7型エンジン搭載 スーパー6(S41D型)モデル
- 純正西陣織シート
- 映画『ALWAYS 三丁目の夕日 '64』に使用された劇中車
- 愛5のシングルナンバー 車検は令和5年3月まで有効
- 車台番号 41-124998
当個体は、直列6気筒の「G7」型エンジンを搭載するスーパー6(S41D型)モデルです。
外装色はブルーメタル。内外装共に半世紀以上の時の流れを全く感じさせない良好なコンディションを維持した個体になります。
そのオリジナル度の高さから、映画『ALWAYS 三丁目の夕日 '64』では劇中車として使用されました。
ナンバーは愛5のシングルとなっており、車検は令和5年3月まで有効となっています。
当モデル「S40系」は「グロリア」の2代目として、1962年にプリンス自動車からデビューしました。先代からデザインが大きく変更され、特徴的な長く伸びた広く低いフラットデッキは、どこかアメリカンな風格を感じさせます。
各部の防音や遮音処理なども細かいところまで丁寧な処置が施されており、プリンス自動車がいかに高級セダンとして「グロリア」の開発に力を注いでいたかを見ることができます。
走行面においても、ド・ディオン式リアサスペンション、アルミドラムブレーキなど、当時の最新技術が多く採用されました。発売から約1年後には、当個体グレードであるスーパー6(S41D型)が追加。国産車としては初の2リッターエンジンを搭載する市販車となります。
さらにオーバーヘッドカムシャフトを初めて採用したことでも知られ、最高出力は当時としては異例の105psを発揮。最高速度は155km/hにも達しました。
活気と希望に満ち溢れていた60年代を象徴する1台。本車両はあなたに当時の郷愁を感じさせてくれるでしょう。