1960 Volkswagen Type 2
- オリジナルエンジンも付属
- Porsche 912 エンジンを搭載
- 希少なツイン・ダブル・ドア キャンピングバス モデル
- ボディーカラー同色のタープも付属
VW Type2とは
VW Type 2 とは、1950 年に登場しフォルクスワーゲンの黎明期を支えた小型トランスポーターのことであり、日本では「ワーゲンバス」の愛称で親しまれた。
タイプ1として知られるフォルクスワーゲン初の量産車、通称「ビー トル」のシャシーをベースに大幅な強化を施したコンポーネンツに、フルキャブオーバーのワンボックスボディを被せて製造された。
そのアイコニックなデザインのみならず、独立懸架による乗り心地のよさ、 シンプルかつ丈夫なボディ、荷下ろしのしやすい低床フロア、耐久性の高い 空冷水平対向 4 気筒 OHV エンジンなど、商用車としての基本性能に優れた スペックを有しており、すぐさま世界各地で人気を博し、ビートルとともに 1950~1960 年代のフォルクスワーゲンの隆盛に大きく貢献した。
車両特徴
当個体はアーリーバスの特徴でもある、スプリットウィンドーを有する VW Type2 の 1960 年式である。
オドメーターは 28,378mile を示している。
ヘッドライト周りのメッキ部分などに若干の禿げがみられるものの、内外装ともに 60 年以上前の車両とは思えないコンディションを保っている。開閉可能なフロントウィンドウや取り外し可能な机、フルフラット化が可能なシート、冷蔵庫などの機能は健在。
そして最大の特徴はポルシェ 912 のエンジンを搭載している点だ。走り出しなど、エンジン出力の増加に恩恵を感じる一方で、ハンドリングは Type 2 ならではのおおらかさが残る。
脈々と続く「ワーゲンバス」の原型として、そのレトロ感と、色褪せない スタイリングから今なお高い人気を誇る Type 2。現状の状態でも十分すぎる コンディションだが、自分好みにカスタマイズしたい方、オリジナルの世界 観を楽しみたい方、どちらにもオススメしたい一台である。