2012 FISKER KARMA
- 奇才、ヘンリック・フィスカーによるデザイン
- 革新的なプラグインハイブリッド・ラグジュアリーサルーン
- 生産台数は2450台
フィスカーオートモビルは、BMWやアストンマーティンで社内デザイナーとして活躍した人物で、BMW Z8やアストンマーティンDB9・DBSのデザインを手がけた、ヘンリック・フィスカーによって、2007年にカリフォルニア州で設立された。
2011年には、米国エネルギー省の融資を受けて、高級プラグインハイブリッドサルーン・カルマの生産および、アメリカ市場へのデリバリーを開始。生産1号車がレオナルド・ディカプリオに納車されたほか、海外誌でカーオブザイヤーに選ばれるなど、大きな反響を呼び、翌12年には欧州でも発売をはじめたが、13年に経営破綻に陥っている。
フィスカーが過去にデザインしたモデルは、いずれも個性豊かでアピール力のあるエクステリアデザインが特徴だったが、カルマも例外ではない。それどころか、自らの名前を冠するブランドの1号車ゆえ、フィスカー自身、思う存分そして自由に描いたからなのだろうか、ビッグサイズの4ドアでありながら、スポーツカーのように躍動感あふれるスタイリングで、ダイナミックな美しさに溢れている。
インテリアには環境に配慮した素材、たとえば廃材を再利用したウッドパネルなどが使われており、また動物性素材を極力避けるべく、ルーフライナーに張られているのは合成皮革のアルカンターラとされる。車内には左右のシートを分断するように大きなセンターコンソールが配置されており、その下にはリチウムイオンバッテリーが収納されている。
カルマを起動するとエンジンはかからず、完全に電気モードでスタート。エンジンはあくまでも補助的な動力源となるよう設計されているが、エンジンそれ自体でも204psの出力を発揮。システム性能は、0-60mph加速6.3秒、最高速度は202km/hとなる。
ルーフに搭載された太陽光パネルのサポートもあって、モーターのみで80kmの連続走行が可能。日常の移動には、必要十分な航続距離と言えるだろう。
当個体は前オーナーが個人輸入で日本へと持ち込んだ希少性の高い1台。ディープオーシャンのエクステリアカラーとモンスーン・トリトーンのインテリアカラーの組み合わせがとても上品な印象を与えてくれる。走行距離は950kmとなる。
