2016年にアメリカから日本へ輸入された1952年式Ford F-1。
戦後フォードを代表するピックアップトラックであり、クラシックトラックとして世界中で高い人気を誇る、現在も脈々と引き継がれるアメリカを代表するピックアップトラックの始祖的モデルだ。
本車は、当時アメリカの農場で実用車として使われていたとされる個体で、ネイビーブルーのボディにキャメルブラウンの内装という、落ち着きと温かみを兼ね備えた組み合わせに一目惚れし、現オーナーが購入。
搭載されるFlathead V8は輸入後に大規模なオーバーホールが施され、トランスミッションも整備済み。外装・内装は輸入当時の状態を極力維持しながら、機関系は日常使用に耐えるレベルに仕上げられている。
現在も通勤に使えるほど好調なコンディションを保ち、クラシックの風格と実用性を両立した1台といえる。