1972 Porsche 911S
- 右リアにオイル給油口を備えた72年型
- 2.4リッターエンジン
- 極上コンディション
- ・エンジンマッチング個体
※証明書の発行には、ディーラー等で点検する必要があります。
車両説明
●ナローポルシェ究極の「911S」
ポルシェフラッグシップ「911」の原点であり、ナローポルシェの愛称で知られる901型ポルシェ。当個体は、スポーツ走行に特化したハイグレードモデル「911S」の中でも、シリーズ最高の運動性能を誇る72年型となる。
昨今の空冷ポルシェ人気の中でも、屈指の希少性を持つ72年型の「S」であるが、この個体で特筆すべき点は、その状態の美しさだ。
内外装あらゆる点において、高いオリジナル状態が維持されているのはもちろん、隅々まで丹念なメンテナンスが行き届いている。内装の艶やかなレザーシートを見れば、どれだけ前オーナーによって愛されていた車かすぐにわかるだろう。
そしてエンジンルームを開けてみれば、妥協なく整備された、伝統のフラット6が出現する。走り込まれた個体が多いと言われるナローポルシェ。その中でも良好なコンディションを維持している部類に入る個体だろう。
●オイルタンク移動により重量配分を最適化
72年型のみが持つ最大の特徴は、オイルタンクの位置が他のモデルと異なっている点だ。
リアからフロント近くに移設され、給油口も右フロントフェンダーに確認できる。
これにより重量配分の最適化を図り、走行安定性の向上を実現。シリーズ中最大の190psを発揮する2.4Lフラット6エンジンのパワーがより扱いやすくなっている。この構造はこの72年型にのみ採用されたことで知られており、のちの73年型からは利便性重視し、従来のリア側配置に戻された。
911Sの中でも、最もハイパワー、そしてもっともコントローラブルな特性を持ったこの72年型は、スポーツカーとしての”ポルシェ”の魅力を味わい尽くすことのできるモデルであると言えるだろう。
※こちらはエンジンマッチングしている個体となります。しかし証明書を発行するには、ディーラー等で点検を行う必要があります。