株式会社BINGO

2025/01/10 FRI - 2025/01/12 SUN

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SUPER CAR AUCTION

1981 Ferrari 512 BB

  • クラシケ付の貴重な512 BB
  • 365GT/4 BBの後継モデル

512 BBは1976年のパリモーターショーで365GT/4 BBの後継モデルとして発表された。

ボディデザインはピニンファリーナによる365GT/4 BBの延長線上にあるため見分けがつきにくいが、テールランプやマフラー、一体式フロントスポイラー、リアアーチホイール前方に設けたエキゾーストシステム冷却用のNACAダクトが識別点になる。これらのデザイン変更はフォルムが一層優雅になったのはもちろんのこと、冷却性能の向上にも一役買っている。
エンジンは365GT/4 BBのエンジンから排気量アップされた4943ccの180度V12 DOHCを搭載し、この「5Lの12気筒」エンジンが車名の由来となる。9.2の圧縮比と4基のウエーバー製トリプルチョーク 40IF3C キャブレターを装着し、最高出力は360psを発生。365GT/4 BBから20psダウンという形になるが、最大トルクは2kgアップし46.0kgとなった。排気量アップしてトルク重視のエンジン特性にしたことで格段に乗りやすくなった512 BBは大成功を収め、スーパーカーブームを代表する1台となった。

大成功を収めたモデルとはいえ、512 BBの生産台数はわずか929台と希少である。更に当個体はフェラーリのクラシケ認定を受けているのが特徴だ。クラシケの認定を受けた車両はオリジナルコンディションが保証されているだけでなく、フェラーリからお墨付きをもらった「由緒正しき一台」として、同じ車両でも市場価値に大きな差が出る。

昨今のクラシック車両の人気と共に、フェラーリクラシケというメーカー鑑定価値も高まってきているため、非常にコレクション性の高い1台と言えるだろう。

LOT NUMBER8

SOLD FOR:

¥62,160,000

車台番号 36865
オドメーター 21,452km