株式会社BINGO

2020/01/11 SAT - 2020/01/12 SUN

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TOKYO Terrada | January

1978 Fiat X1-9

  • マルチェロ・ガンディーニによるデザイン
  • ジャンパオロ・ダラーラが設計に参画
  • 小型ミッドシップスポーツカーの金字塔
  • 東邦モーターズによる正規輸入車
  • スペアパーツが豊富に揃う

1972年にデビューしたフィアット128ベ ースのスポーツ・スパイダーベルトーネが 開発を担当したモデルとして知られる。なお “X1/9”は当時のフィアットが進めていた“X1 計画”の9番目の開発モデルであることを意 味する。

初期モデルは1.3lの直列4気筒エンジン のみのラインナップ。1978年には1.5lモデ ルが登場しトランスミッションも5速MT が採用された。X1/9自体は1972年から1989 年までの間にトータルで16万台以上が生産さ れフィアット版とベルトーネ版が存在する ほかさまざまな仕様が仕向け国ごとにライ ンナップされている。

出品車は1978年式の1300で、東邦モーターズが正規枠で日本へと輸入した1台。1.3 lの直列4気筒エンジン(128AS)は昭和51 年排ガス規制への対策として欧州仕様では向 上した圧縮比(9.2)を上げることなく圧 縮比8.6のまま66psという最高出力が設定さ れた。なお日本仕様の車両重量は930 kgで、当時の新車販売価格は222万7000円だった。

出品車はカンパニョーロ製のホイールやア ンサ製のマフラーなど定番の社外パーツが装 着されているが、純正のスチールホイール、 ルーフトップのスペア、正規輸入時の北米仕 様の純正(梯子状)バンパーも前後で付属し、前オーナーがこれまで大切に扱ってきたこと が容易に理解できる素晴らしいコンディショ ンを保った1台である。

LOT NUMBER25

SOLD
AFTER AUCTION

Chassis No. 128AS-0093678
Mileage 86,100km