株式会社BINGO

2025/11/07 FRI - 2025/11/09 SUN

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BH AUCTION at CITY CIRCUIT TOKYO BAY

1985 Alpina B9 3.5 Coupe [E24]

  • 77台が生産された中の1台
  • シリアル番号“B9-507”
  • 日本国内唯一のサタンブルーを纏う
  • 外装はオールペイント、内装も純正ファブリックで張替え
  • 令和4年 ZF製4速ATから、ゲトラグ製の5速MTに置換
  • レストアにより極上のコンディションをキープ

1976年、ジュネーブモーターショーで当時のBMWフラッグシップクーペとして登場したコードネーム“E24”と呼ばれる初代6シリーズは、『世界一美しいクーペ』と評された。
そんな初代6シリーズをベースに、BMW公認チューナーとしてレースシーンにおいても高い技術力を誇示していたアルピナが、初の大排気量NAエンジンを搭載し、1982年に発表したのがB9 3.5 Coupeだ。
搭載されたのは、BMWが誇るシルキーシックス。 M30 エンジンをベースに、マーレ製のピストン、アップデートカムシャフト、改良型のシリンダーヘッドを取り付け、Motronicシステムも再プログラミングされている。結果、245hpと320Nmというハイパフォーマンスエンジンへとアップデートされたエンジン性能に応えるべく、サスペンションやホイールもアップデートされ、サルーンクーペでありながら、アルピナらしい硬派な走りも実現した。
翌年には、3,430ccの新ブロックを採用し、細部をリファインした『B9 3.5/1』が登場することになる。

この個体の初年度登録は1985年2月で、日本のアルピナ正規代理店のニコルが輸入。
車検証上の排気量も、3,430ccとなっていることから、生産終了を迎える1985年までに77台が生産された『B9 3.5/1Coupe』のうちの1台となる。
センターコンソールのプレートに刻まれた、シリアル番号は“B9-507”。

外装色は、B9 3.5 Coupeの日本正規輸入車としてはこの1台のみとなる、サタンブルーが採用されている。外装は、オールペイントが施され、モールやゴムパーツも交換されている為、新車同様のコンディションを維持する。アルピナであることを誇示するように、ゴールドのアルピナストライプが入り、フロントとリアには専用のスポイラーが装着されている。
オリジナルの16インチアルミホイールも傷一つ見受けられない。
ハンドルや、メーターホイールなどもアルピナの専用品で、内装もレカロシートをベースに、オリジナルファブリックで張り替えがおこなわれた、抜かりのない1台になる。

内外装だけではなく、その性能を遺憾無く発揮するべく、2020年に、細やかな点検と、リフレッシュが行われ、2022年にはZF製の4速ATから、ゲトラグ製の5速MT[265]へと載せ替えが行われた記録も残る。

ESTIMATE:

COMING SOON

VIN WBAEC810308182799
Odo 68,179 km
Serial B9-507