2014 BMW M235i Racing
- サーキット専用のエントリーレーシングカー
- 3.0L 直列6気筒ターボ(N55ベース)
- 330hp / 450Nmを発揮
- 専用ワイドボディ、ロールケージ、足回り
- ZF製 8速 AT (パドルシフト付き)
- 新車状態を維持
- サーキット未走行
- 走行距離 300km
2014年、BMWモータースポーツがカスタマーレーシングの裾野を広げるべく投入したのが、この「M235i Racing」である。24時間耐久レースをはじめとする過酷な戦場で、高い戦闘力と信頼性を証明した「勝つためのパッケージ」として世界のプライベーターからも注目を集め、日本でもスーパー耐久などに参戦した戦歴も残るモデルだ。
その風貌は、市販の2シリーズとは完全に一線を画す。
前後で90mmも拡大された専用ワイドボディキットに、路面を這う大型のスプリッター。リアのディフューザーに至るまで、すべてはサーキットを走るための機能美で構築されている。
心臓部には、N55型(3.0L 直列6気筒ターボ)をベースに耐久性を引き上げたレーシングユニットを搭載。組み合わされるZF製8速ATは、トルコン+ステップギア式のレース専用プログラムが組まれ、パドルシフトによる変速と、長時間の激戦に耐えうる強靭さを両立している。
さらにキャビンを覗けば、FIA公認の堅牢なロールケージが張り巡らされ、この車両が公道ではなく、サーキットを目指して生まれたことを無言で主張する。
しかし、本個体の価値は、その戦闘力の高さ以上に「純潔さ」にある。
デリバリーから現在に至るまで、一度もサーキットの土を踏むことなく、走行距離わずか300kmという新車同様の状態で大切に保管されてきた。
本来、戦いの中で傷つく運命にあるレーシングカーが、誕生時の輝きを保ったまま現存している1台だ。
現状は通関証明書の状態であり、このままコレクションとして秘蔵するか、あるいはついにその封印を解き、本来の居場所であるサーキットへと解き放つか。
選択権は、この「純白の戦士」を射止めた次なるオーナーに委ねられている。























































































































































