1992 Daimler Double Six
- ABS付きの最終モデル
- 5.3L V12 SOHCエンジンを搭載
- クラフトマンシップの最高傑作
- 上質なコノリーレザーと、ウォールナットに包まれる室内空間
- シルキーな走りを現在も維持
1972年、ジャガーXJシリーズに5.3L V12 SOHCエンジンを搭載した“XJ12”が加わった。その同じ年、ダイムラーにも1920年代の名車に由来する“Double Six”の名が復活し、最上級モデルとしてラインナップに並ぶこととなる。
以降、2度のマイナーチェンジを経ながらも基本構造は変わらず、1992年まで長きにわたり生産され続けた。
エクステリアでは、往年のダイムラー車を象徴する、職人の手によるフルーテッドグリルを継承。
その奥に収められたV12は、ジャガーEタイプゆずりの設計をベースに、上級サルーンにふさわしい静粛性と、滑らかさを極めた“絹のような回転フィール”を備えている。
優雅でありながら、確かなパワーを持つ。それがDouble Sixの走りの本質だ。
一歩、車内に足を踏み入れれば、その世界観はさらに濃密になる。
コノリー社の最上級レザー“オートラックス”を贅沢に張り込み、ダッシュには深みのあるバー・ウォールナット。それらすべてを職人が手作業で仕立てた空間は、“英国最高峰のサルーン”の名にふさわしい格別の佇まいを見せる。
本個体もまた、その魅力を余すことなく保ち続けてきた1台だ。
オーナーズマニュアル、10枚に及ぶ整備記録簿、パイオニア製デッキ、ETC車載器まで揃い、さらにABSを備えた最終モデルとして実用性も確保。
丁寧に扱われてきたことが随所にうかがえる、いまでは希少なコンディションを誇るDouble Sixである。











































