株式会社BINGO

2026/01/09 FRI - 2026/01/10 SAT

:

BH AUCTION 1.10 at City Circuit Tokyo Bay

1994 Jaguar XJS V12

  • マイナーチェンジ後のXJS
  • ジャガー量産最後の6.0L V12気筒エンジンを搭載
  • 内装は、パーチメントのコノリーレザー
  • 割れのないウォルトナットのウッドパネル

マイナーチェンジ後のXJSは、ジャガーが量産した最後の6.0L V12エンジンを搭載した、ブランドの節目を象徴する存在だ。ストロークアップによって5.3Lから排気量を拡大したこのV12は、驚くほど滑らかな回転フィールと、英国GTらしい余裕のあるトルクを備え、XJSというモデルに“最終章の円熟”をもたらしている。

1975年、E-typeの後継として登場したXJ-Sは、長いボンネットとフライングバットレス調のリアデザインが大きな話題を呼んだ。賛否はあれど、その個性は20年間で11万台以上が生産される人気へと結びついた。
そして1991年、ボディパネルの40%を刷新する大規模なマイナーチェンジを迎え、名称もXJ-SからXJSへ。象徴的だった三角形のテールレンズは、スモークアウトされた横長タイプへ変更され、内装もより豪華に。メーター類はXJ40と共通のデザインとなり、質感は大幅に向上した。

本個体は、アンテロープのボディに白と赤のストライプを纏い、後期型ならではのボディ同色バンパーが直線基調のプロポーションを際立たせる1台である。
室内には、薄いベージュのパーチメントカラーのコノリーレザーが贅沢に使われ、意図的に柔らかく表情をつけられたシワが、最終型ならではの豊かな質感を演出する。割れのないウォルトナットのウッドパネルは、英国車らしい重厚さを今も静かに宿している。
再評価が進むジャガー最後の量産V12。
その円熟の走りと、英国GTとしての矜持を、もっとも美しいかたちで味わえる1台である。

LOT NUMBER34

CANCELLED

車台番号 SAJJNKES3EP197395
オドメーター 51,965 km