2021 Toyota GR Supra [SARD Complete]
- サードが制作した90スープラベースのコンプリートカー
- 20台限定販売
- サードオルジナルフルエアロ
- ボルグワーナー製ハイフロータービン
「サード(SARD)」は1972年に設立したコンストラクターの草分け「シグマオートモーティブ」に由来し「Sigma's Advanced Research & Development」の略。1973年に日本のメーカーとして初めて自社製シャーシを用いル・マン24時間耐久レース に参戦。その後もSUPER GTなど数多くのレースに参戦している名門である。
当個体は、そんなサードが90スープラをベースに、独自のノウハウを注ぎ開発しダイナミックなエアロボディにハイパワーユニットを収めた20台限定の究極のコンプリートカーである。
外装は、サードのブランドイメージである『Simple・Sensual・Racey』をコンセプト にデザイン。 サードのアイデンティティのフロントマスクに合わせて80㎜ワイドに造形されたオーバーフェンダーを装着。 空力性能を追求したウイングを組み合わせ、ボンネット、フェンダー、リアバンパーにダクトを配置し空力性能を向上。ボンネットダクトにおいてはクーリングにも対応している。
エンジンは、ボルグワーナー製タービンにビレットコンプレッサーホイール(ハイフロータービン)を組み合わせることにより、500ps/70.0kgを発揮。スポーツ走行や高速クルージングの加速で必要となる中間域を中心にセットアップされている。 さらに、マフラー材料には高価で軽量なチタンを採用。中間パイプからテールエンドま でフルチタン化し、超軽量化・高効率化を実現。Φ115のマフラーテールはショットブラスト加工が施され、マットグレーでアダルトなイメージを演出。他社のチタンマフラーとは一線を画す。音質は中間パイプ以降をチタン化することにより、チタン特有の乾いたサウンドが強調されている。また、キャタライザーには耐熱温度1,200℃を誇る日本製200cpsiセルを採用。熟練の職人により1つ1つ丁寧に生産された逸品だ。
増大したパワーを受け止めるため、ブレーキも強化されている。フロントには数々のレースでその性能の高さが証明されているALCON社製の 6POTキャリパーを採用。ローターにはストリートからサーキットまで対応可能なΦ380大径ローターを組み合わせている。
SARDのレースで培ったノウハウとスープラの持つ独特な美しさが融合され、他にはない迫力と気品を持ち合わせた一台に仕上がったSARD SUPRA。めったに市場に出回ることのない車両のため、この機会にぜひご検討頂きたい。