2016 Mercedes-Benz G500 4x4²
- 圧倒的な走破性を誇る究極のGクラス
- 走行距離 500km台
- 並行輸入個体
- ドライカーボン製オーバーフェンダー
- 大口径22インチのアルミホイール
- Bluetoothシステム、Harman Kardon製サウンドシステム
車両説明
●究極のクロスカントリーを目指して
ドイツ語でオフローダーを意味する”ゲレンデヴァーゲン”。その名が示す通り「Gクラス」は現在もクロスカントリーの最高峰として40年以上愛され続けている。
そのルーツは1970年初頭に遡る。数多くの軍用車の設計経験を有するオーストリアのシュタイア・ダイムラー・プフ社と、既に「ウニモグ」で特殊車両へのノウハウを完成させつつあったダイムラーベンツは、究極のクロスカントリーを目指し、共同で開発をスタートさせた。
その開発初期の思想は現在でなお一貫しており、姿形を大きく変えることなく進化し続けていった。そしてそのアイデンティティをより極端に押し進め、「Gクラス」は一つの境地へと到達する。それがこの「G500 4x4Squared」だ。
通常の「G500」から大幅に拡大された迫力のボディは、もちろん「Gクラス」の至上命題である悪路走破性を追い求めた結果である。
足回りには大口径22インチのアルミホイールを備え、その大きな車輪を筋骨逞しい2本のサスペンションが支えている。この強化仕様ツインサスペンションは、一方は減衰力を固定し、もう一方は電子制御で可変式とする機構。これによりオフロードからオンロードまで、快適な走行安定性を実現し、搭載する4.0リッターV8ツインターボエンジンの大パワーを余すところなく路面へと伝達するのだ。
さらに主要部品を障害物から守る「ポータルアクスル」を装備し、大幅なリフトアップにより最大渡河深度1メートルの耐水性も実現している。
あらゆる点において過剰とも言えるアップデートが施されたこの「4x4Squared」には、もはや走れぬ道はないといっても過言ではない。
●誕生40年を超えてもなおそのDNAは脈々と受け継がれる
「Gクラス」が、長きにわたって愛され続けている所以は何だろうか?
それはやはり、開発当初から一貫したコンセプトを持ち続けてきたクルマであるからだろう。
汎用性と手軽さを重視し、デザインも現代的に変化していったクロスオーバーSUVが台頭する中、この「Gクラス」は古来からの目的だった本格オフローダーとしてのアイデンティティを失うことはなかった。シャシにはラダーフレームを採用し続け、無骨なエクステリアも大きく変更されることなく現在まで受け継がれている。
そしてそのこだわりは、クロスカントリーの最高峰という像を超えて、大きな意味を帯びていった。それは、機能とルックスが完全に符号し、揺るぎない絶対的な存在となったからだ。
メルセデスが追い求めてきた、タフで、どんな道をも進んでいく自動車。それは、こけおどしではない本物を欲するものたちにとって、一種の意思表示として機能したのである。
だからこそオフロードを普段走ることのないシティユーザーであっても「ゲレンデ」に乗り、孤高を恐れない心の代弁者として愛され続けているのだ。
●頑なさと柔軟さ
「Gクラス」の魅力はもちろん、”機能性”一辺倒にこだわり続けてきたというだけではない。それは、メルセデスベンツがもう一つこだわりとしてきた、至高の体験を約束する空間作りである。
初代の「W460」こそ、ボディデザインと同様に無骨なインテリアを採用していた。しかし、90年代初頭からはウッドパネルの採用や、居住性を考慮した空間設計など、次第に堅牢さの中に洗練されたラグジュアリーな一面を与えていく。
そしてこの本来のゲレンデが追求してきた目的と相反するような流れは、驚いたことにお互いを補完し合い、より強固なものとして進化し、新たな地平を切り拓く。
インテリアにレザーやウッドを多用するほか、より快適な乗り味を実現するためABSやトラクションコントロールといったハイテク電子制御の搭載を加速させた。これにより快適で高級志向の空間演出を可能にしたのはもちろん、乗り手の負担を減らす電子制御によって、走行安定性を高め、本来のクロスカントリーとしての性格も同時に強まることとなったのである。
それは「G500」と同様のインテリアを持つ 「4x4Squared」にも如実に現れており、装甲車のような威圧感を放つエクステリアに反して、車内はレザー、アルカンターラを贅沢にあしらい、クロスカントリーらしからぬ極上の空間が演出されている。
道なきみちをそのパワーと先端技術によって捩じ伏せつつ、快適でラグジーなドライブ体験を約束する「4x4Squared」は、まさに陸海空の全てを制すことを意味するメルセデスベンツのエンブレム「スリーポインテッド・スター」を象徴している。
クロスカントリーとラグジュアリーが邂逅を果たし、SUVに唯一無二の地平を与えた「4x4Squared」は、ゴットリープ・ダイムラーが追い求めてきた「あらゆる場において快適であること」という思想が、他のどのモデルよりも高い純度を持って結実した一台なのである。
