1970 日産 グロリア(HA30)
- ▶内外装共 良好なコンディション
- ▶車検 令和5年6月
「3代目グロリア」は1967年、プリンス自動車が日産に吸収合併された翌年にデビューした。
先代の試作車が「シボレーコルベット」にそっくりで、デザインの修正が行われたという逸話があるとおり、アメリカ車から多分に影響を受けていた「グロリア」は3代目でそのイメージをより強固なものとする。
バンパー、モールをはじめとした各部にメッキパーツが使用され、縦型のテールランプなど、エッジの立ったスタイリングは、まさに60年代アメリカ車のそれだった。また国産車としては珍しかった縦型4灯のヘッドライトも強烈な印象を残し、”タテグロ”の愛称で現在まで親しまれている。
本個体はその3代目グロリアの最上級グレードである「スーパーデラックス・ロイヤル」モデルとなる。オドメーター表示は14,891km。エンジンはハイオク仕様2L直列4気筒が搭載され、最高出力は125psを発揮する。またパワーステアリング・パワーウィンドウも装備され、普段使いでも快適に使用できる仕様となっている。
シルバーのボディは非常に綺麗な状態が維持されており、メッキ部の輝きも失われていない。内装のレザーシートも使用感をのない、良好なコンディションが保たれている。