1984 ホンダ シティ カブリオレ(E-FA)
- ▶ホンダ シティ オープンモデル
- ▶純正ソフトトップカバー 付属
- ▶長年屋内保管された不動車
「ホンダシティ」の革新的なデザインは、国産自動車業界に新たな風を吹き込んだ。80年代の流行は全高が低く、スタイリッシュなデザインのクルマだった。しかし平均年齢弱冠27歳の若者で構成された開発チームは、これを前面から否定し、新たな自動車のスタイルを確立する。それは高いルーフを備え、斬新な台形ボディを備えた「シティ」だった。
結果として、可愛いらしさの中にメカメカしさを内包したデザイン、実用面で優れた広い居住スペースが多くの若者を魅了し、爆発的なヒットを記録。これ以後、ターボチャージャーを搭載した“シティターボ”、ハイルーフ仕様“マンハッタンルーフ”、インタークーラー搭載のブルドックこと“ターボⅡ”など、様々なモデルが展開されていった。
そして84年、「シティ」のオープンタイプとして発表されたのが、当個体「E-FA型 カブリオレ」である。外装に纏うのは純正色であるマイアミブルー。特徴時なカブリオレのボディと相まって、80年代らしい爽やかで”ハイカラ”な印象を放っている。
内装も程度は良く、当時の流行を感じさせるチェック柄のファブリックシートを装備。標準装備のソフトトップ・カバーはもちろん、純正スペアタイア、工具類と付属品もしっかりと揃った個体である。オドメーターは66,722kmを表示している。