1993 Mazda Enfini RX-7 (FD3S)
- 走行距離5,781km
- ツーオーナー車
- ディーラーにてメンテナンス済(2020年)
1991年 10月に3代目RX-7となるFD3S型がデビュー。RX-7としては2度目となるフルモデルチェンジ。初代・2代目につけられていた「サバンナ」の名称が外され、当初の3代目は「アンフィニ」(後に「マツダ」の名を冠することとなり、マツダRX-7)の名称を冠して発売された。
同じくマツダから販売されていたロータリーエンジン搭載車であるユーノス・コスモというモデルが平成8年(1996年)に生産を終了したことによって、3代目RX-7(FD3S型)は世界で唯一のロータリーエンジン搭載量産車となる。FD3S型は、デビューから実に6回ものマイナーチェンジを経て、約11年生産されるロングセラーモデルとなった。今回ご紹介する車両は1993年式のアンフィニRX-7の1型タイプRにあたる。
当個体は2020年に現オーナーが知り合いの中古車屋の紹介から購入されたもので、前オーナーは九州の方で、オドメーター3000km台のまま室内保管していた。長期保管の理由は前オーナーの事情によるもののため、トラブル等が原因ではなく、現オーナーが購入された際も車両トラブルはなかったそうだが、現オーナーの手に渡った際に、ディーラーにてひと通りメンテナンスが行われた。
内容としては、足回りを中心に新品の純正パーツに交換が行われたが、ショックだけは純正部品が出なかったため純正形状のカヤバに変更されている。
その際に圧縮圧力点検も実施し、問題がないことも確認済みだ。
初年度登録からの整備記録も揃い、事故歴もない極上車である。
スペアキーや、新品のフロアマット、オーナーズマニュアルと、付属品も完備している。
カスタムカーのベースとしても、走る楽しみを感じることのできるクルマとしても、長きに渡って高い人気を誇るRX-7というモデルでありながら、サスペンション以外、ノーマル状態を維持し、走行距離も僅かに5,000km台という超低走行車を手にいれることのできるまたとないチャンスだ。