株式会社BINGO

2025/01/10 FRI - 2025/01/12 SUN

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SUPER CAR AUCTION

2000 Lamborghini Diablo GTR

  • ディアブロGTベースのレーシングマシン
  • 生産台数30台(18番目の車両)
  • フルオリジナル

1999年12月のボローニャ・ショーでランボルギーニ・スーパートロフィー用のワンメイクレースマシンとして発表された”ディアブロ GTR”は、”GT”をベースにわずか30台のみが生産された非常に希少なモデルであり、現在のスーパートロフェオシリーズの先駆けとなった存在としてランボルギーニの歴史においても強い存在感を放つ。

“GT”の時点でもすでにかなりアグレッシブな装備だが、”GTR”では、シャシーに直付けの大型のリアウイング、Speedline製の18インチ中空マグネシウム製センターロックホイール、油圧式エアジャッキ、6点式ハーネスを備えたレーシングシートを装備している。
GTと同じ6.0リッターV12エンジンを搭載しながらも、燃料および点火システムの改良、ダイナミックエアインテークシステム、軽量クランクシャフトの採用により、15 hpアップの590 hp / 7,300 rpm、トルクは10Nm増の640 Nm / 5,500 rpmに向上している。

ディアブロ GTRには車両の生産と共に供給されたスペアパーツが多く存在し、そのパーツで組み上げられた”GTR仕様”と言われる車両が数台存在すると言われるが、当個体はランボルギーニ工場で30台中18番目に生産された事を証明する公式のナンバリングプレートを持つ由緒正しい車両である。

発売当初の「ジャッロ・フライ」(黄色)に「ネロ・アルカンターラ」(黒)の内装を組み合わせたこの個体は、フルオリジナルを維持した状態で大切に保管されており、内外装共に非常に高いコンディションを保っている。ダッシュボードやステアリングに使用されているアルカンターラ生地にも目立った劣化は見当たらず、保存状態の観点からも非常に価値の高い一台と言える。

当初はドイツに納車されたと考えられ、その後2000年代をアメリカで過ごし、2008年には「パームビーチ・カヴァリーノ・クラシック」に出展された。このディアブロGTRは、税関の通関証明書により2011年8月に日本に渡ったことが確認できる。
現在のオーナーはランボルギーニのコレクターであり、他のディアブロやガヤルドとともに富士スピードウェイでのトラックデイに参加している。2017年には東京で開催された「ランボルギーニ・デイ・コンクール・デレガンス」では賞を受賞した。

2013年から2017年までのメンテナンス記録が保管されており、走行距離が7,000 km未満というこの車両は、ランボルギーニのレーシングヒストリーを象徴する極めて希少な一台を手に入れる絶好の機会である。

LOT NUMBER2

SOLD FOR:

¥122,100,000

車台番号 ZA9EAGTR0YLA12491
オドメーター 6,770 km