1979 Ferrari 308 GTB
- ウェーバー製キャブレターを装着した2バルブの欧州仕様
- コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドによる正規輸入車
- 元・松田コレクション保有車両
- オーナーズマニュアル、ツールキット、ジャッキ類が揃う
1975年に発表された308GTB。ピニンファ リーナがデザインし、スカリエッティがボデ ィメイクしたV8スモール・フェラーリは、発 売当初はグラスファイバーボディ(712台が 生産された)で、その後すぐに登場したスチ ールボディと比べると約150kgも軽量なもの の、耐久性の問題があって当然人気なのは後 者の方である。
出品車となる308GTBもスチールボディで、 ウェーバー製キャブレターを装着した欧州仕 様として、当時の正規輸入元であったコーン ズ・アンド・カンパニー・リミテッドの手によって輸入された1台だ。
世界的知名度を誇るフェラーリ・コレクタ ーである松田コレクションが長らく所有した 個体だけあって、ガンメタリックの外装(元 色はイエローだったが全塗装された)、正常 に機能する計器類やダッシュボード/コンソ ール/サドルレザーシートを含めたブラック の内装共に良好なコンディションが保たれて いる。カンパニョーロのホイール、エンジン ルームも美しいといって過言ではないレベル にある。オーナーズマニュアル、ツールキッ ト、ジャッキに至るまでしっかり揃っている。