株式会社BINGO

2026/01/09 FRI - 2026/01/10 SAT

:

BH AUCTION 1.10 at City Circuit Tokyo Bay

1963 Alfa Romeo Giulia Sprint Speciale

  • 特別なモデル、スプリントスペチアーレ
  • ジロン自動車による並行輸入車

アルファロメオ ジュリアは、アルファロメオ量産車計画の第二弾として登場した。ジュリエッタの後継として名付けられた「ジュリア」という名は、ジュリエッタの成長版、いわば大人になったジュリエッタを意味して付けられたという。

名前の通り基本のラインナップはジュリエッタから引き継いでおり、ベルリーナ(4ドアセダン)とスプリント(2ドアクーペ)、そしてスパイダーとスプリント スペチアーレ(以下:SS)が設定された。

スパイダーとSSはジュリエッタ時代の物からあまり変更はなく、言わばマイナーチェンジで生産が続けられ、ジュリアの名になった事によりエンジンは1.3リッターから1.6リッターへと変更され、112psへとパワーアップを果たした。

アルファロメオ 1900 C52“ディスコボランテ”にルーツを持つ、先進的なデザインはベルトーネによるもので、cd値 0.28という驚異的な記録を誇り、最高速は200キロオーバーを誇る。

当時としては驚異的なスペックを持つジュリアSSであるが、レース活動にはジュリアTZを使用していたため、キャラクターとしてはGTカーの側面を持って生まれた。インテリアは革張りの豪華なものが使用され、足回りもソフト目な設定になり、あくまでもレースではなく、長距離移動が目的で設計されていることが感じられる。

当個体は昭和63年(1988年)にジロン自動車により並行輸入で日本に入ってきた車両である。
Rosso Alfaに塗られた外装にブラウンの内装が非常にマッチしており、まさに王道の組み合わせと言える。

記録簿がないため走行距離不明扱いとなるものの、オドメーターの指す29,578milesが正確な距離と感じられるほど美しい状態が保たれており、とても60年以上前の車両とは思えない1台となる。

LOT NUMBER18

ESTIMATE:

¥23,000,000 -
¥27,000,000

車台番号 AR 380488
オドメーター ----- (29,578 miles)