1993 Lancia Delta HF Integrale Evoluzione II
- こだわりの内装
- インコネルのエキゾーストマニホール
- ワンオフチタンマフラー
- スピードライン製のモンテカルロ マグネシウムホイールを付属
- 純正ホイール・純正バンパー付属
ランチア・デルタ HF インテグラーレは、1987年から1992年にかけて6年連続でWRCチャンピオンに輝いたランチア・デルタのワークスマシンを記念して制作されたモデル。2リッター4気筒ターボエンジン、フルタイム4WD、空力を考慮した攻撃的なワイドフェンダーボディは、ワークスマシンを忠実に再現しており、人気を博した。
ホモロゲーションモデルとして1992年に登場した Evoluzione I に比べると、燃料噴射方式が変わり、215hpへと出力アップした Evoluzione II は、内装もアルカンターラが採用され豪華になった。
この個体は、車体番号こそ Evoluzione II だが、室内に目を向ければ、ドア内張りは 16V のものをインストールし、当時ラリーカーに採用されていたスパルコ製のシートを黒の表皮に張り替えたものに変更するなど、オーナーが考える最良の組み合わせでモディファイが行われている。
見た目だけでなく、インコネル製のエキゾーストマニホールドにステンレスパイプをつなぎ、エンドはワンオフのチタン製のものに交換。リアのみ機械式LSDを搭載し、パラレルリンクの足回りにアラゴスタの車高調と、走りに対するモディファイも抜かりない。
ミラーも当時のワークス風のものに変更され、軽量FRPバンパーが装着されるなど、そのモディファイは多岐にわたる。
純正のミラー、ホイール、バンパーが付属するだけでなく、今となっては希少なマグネシウム製のスピードライン・モンテカルロホイールまでも付属する、至れり尽くせりの1台となる。

























































