株式会社BINGO

2025/11/07 FRI - 2025/11/09 SUN

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BH AUCTION at CITY CIRCUIT TOKYO BAY

1932 MG J2

  • オランダの専門店でフルレストア
  • レストア時の記録あり
  • ラ・フェスタミッレミリアに出場実績

第二次世界大戦前の1932年から、1934年にイギリスのMGが製造した軽量2シーターロードスターが、J2だ。3年間での生産台数は2,083台。847cc 4気筒のOHVエンジンを搭載。
軽快なハンドリングと、当時としてはお手頃な価格帯だったことから、スポーツカーの入門編として親しまれた。
現在では、クラシックなルックスと、軽量なボディ、扱いやすいサイズ感などから、クラシックカーラリーへの参戦車両としても人気の高いモデルだ。
特に、初期型にのみ採用された、サイクルフェンダーのタイプの人気が高い。

この個体も、初期型のサイクルフェンダータイプを採用した1台となる。
現オーナーが、オランダの戦前車のみを扱うディーラーで、フルレストアされた1台を見つけ、日本に輸入した。当時のレストア時の写真も多く残り、その内容を見る限り、シャシーから、ボディー、細かなパーツに至るまで、専門家の手により、徹底的に仕上げられていた様子が窺え資料が付属する。
ボディーの塗装に関しても当時の姿を再現するべく、ラッカー塗料で仕上げられているなど、細部にまでこだわりを持って仕上げられ、現地のコンクールデレガンスでも賞を獲得しているそうだ。

2019年には、ラ・フェスタミッレミリアに参戦。2021年に、エンジンをオーバーホールし、その際に3Dスキャナー、3Dプリンターなどの現代の技術によって再現したアルミ製のキャブレターを装着。安定した走行と、長距離にも耐えうる信頼性を獲得し、2022年のラ・フェスタミッレミリアにも参戦を果たす。現在は、クラシックカーを多く扱い、ラリースト達からの信頼もあつい、ガレージ イガラシで定期的なメンテナンスを行なってきた車両となる。

クラシックカーラリーへの参戦を検討されている方にはもちろんだが、戦前車というハードルを感じさせない操作感や、サイズ感はもちろん、徹底的にメンテナンスを行われてきたこの個体は、クラシックカー入門編としては最上級の1台と言えるだろう。

ESTIMATE:

COMING SOON

VIN J2031
Engine No. MG524A
ODO 2,171 miles