株式会社BINGO

1989 Mercedes-Benz 500SL

  • 『CLUB 107』副会長から譲り受けた、2オーナー車
  • ヤナセ クラシックカーセンターでのフルレストア済み
  • 約2年間、1100万円をかけた徹底的なレストア
  • 名門『KUNST』でメンテナンス
  • 走行距離を感じさせない極上のコンディション
  • 屋内車庫にて保管
  • ブルーブラックから、ソリッドブラックに色変え
  • 本国から取り寄せた新品のダッシュボードを装着

1971年から1989年までの18年間にわたり製造され、メルセデス・ベンツの歴史において最も長命かつ成功を収めたロードスター、R107型SL。その長い歴史のまさに最終年を飾る、熟成の極みに達した最高峰モデルがこの欧州仕様の「500SL」である。贅を尽くした5.0L V8エンジンがもたらす重厚なトルクと、W114/W116世代譲りの質実剛健なシャシーの組み合わせは、排ガス規制等の影響を受けた日本仕様の560SLとは明確に峻別される、圧倒的な伸びやかさと本来のグランドツアラーとしての風格を色濃く漂わせる。

本個体は、現在のクラシック・メルセデス市場に存在するR107の中でも、完全に別格の佇まいを見せる極上のヒストリーとクオリティを誇る。
その出自は、日本のR107界の権威である『CLUB 107』の副会長が所有していた個体であり、サイドステップには、『Mercedes-Benz CLUB 107』のプレートが装着されている。現オーナーが直々に2000年に譲り受けた素性の確かな2オーナー車である。前オーナーから引き継いだ深い愛情を結実させるべく、現オーナーは受け継ぐと同時に本車両を「ヤナセ クラシックカーセンター」へと入庫。約2年という膨大な時間と、総額1,100万円という巨費を投じ、一切の妥協を排したフルレストアを敢行した。その揺るぎない証拠として、エンジンルーム奥には『WESTERN CORPORATION』の手によるレストア完了の記念プレートが誇らしげに奢られている。
レストアに伴い、ボディカラーは気品漂うブルーブラックから、R107の直線的な造形美を引き立てる「ソリッドブラック」へと完璧な塗装工程を経て色替えが行われている。内装に目を移せば、オーナーの卓越したセンスにより、シックなチョコレートカラーのレザーへと全面張り替えを実施。漆黒の外装との絶妙なコントラストが、この個体のエレガンスを極限まで高めている。 さらに、R107の弱点でもあるダッシュボードの経年劣化をクリアするため、ドイツ本国から奇跡的に取り寄せた貴重な新品ダッシュボードへと贅沢に換装。
シートやウッドパネルの質感、配置された名機McIntosh製オーディオの佇まいに至るまで、オドメーターの数字を完全に忘却させる、まさに「新車時が現代に蘇った」かのような驚異的なコンディションを実現している。
さらに驚くべきは、この至高のコンディションがレストア後20年以上を経た今なお、微塵も衰えていない点にある。
これはレストア完了後もクラシック・メルセデスの名門『KUNST(クンスト)』にて厳密なメンテナンスを継続し、常に紫外線や湿気から遮断された屋内車庫での保管を徹底してきたからに他ならない。

世にレストア車両は数あれど、日本のメルセデス文化を牽引してきたヤナセの技術と、R107を知り尽くしたオーナーの執念、論理的な維持管理がこれほど高い次元で結実した個体に出会うことは極めて困難であり、まさに唯一無二の存在と言える。R107というロードスターの美学を最高の状態で後世へと受け継ぐ、真のコレクターのために用意された究球のサバイバーである。

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VIN WDB1070461A097083
ODO 125,691 km