米国最初のミニバンとされるこの「シボレー・コルヴェア グリーンブライア」は、水平対向6気筒空冷エンジンをリアに搭載したコルヴェアをベースに登場した。
フォルクスワーゲン タイプ2や、フォード エコノラインといった60年代のバンライフを象徴する1つのモデルだ。

前オーナーは、和歌山に本拠を置くアウトドアショップ Orangeの代表 池田氏。
購入時のコンディションはお世辞にもいい状態ではなかったそうだが、そこから鈑金塗装を施工。ボディカラーもカーキに色変えを行い、可愛いフロントデザインに無骨なミリタリーテイストが追加されている。
内張のない居住空間には、商用車としての側面を持っていたモデルであることの名残を感じる。リアのオリジナルの対面シートもなんとも簡易的だが、のんびりと旅を楽しむには十分だろう。