1989 Ferrari 328 GTB
- TEAM ARAI BANKINでメンテナンス
- 代表が自身のコレクションとして所有
- オリジナル塗装を維持
- F40、F50のブレーキキャリパーをインストール
- Kジェトロから、電子制御に変更
- 内外装共に極上のコンディション
スモールフェラーリとして一世を風靡した308の後継モデルとして、1985年のフランクフルト・モーターショーでデビューしたフェラーリ328GTB。
ボディデザインは名門ピニンファリーナが手がけ、エンジンは3200cc V8ユニットをミッドシップに搭載。軽快な吹け上がりとスポーツ性に富んだドライビングフィールは、いまなお多くのフェラーリファンを魅了し続けている。
本個体は、その328GTBをベースにモディファイが施された一台。
ホイールは純正16インチから18インチへと変更され、ブレーキはフロントにF50、リアにF40のキャリパーをインストール。さらにアシストを排し、マスターシリンダーもF40用を採用するなど、制動系は徹底的にこだわり抜かれている。
車高調はQUANTUM製サスペンションへ換装。エンジン本体はノーマルながら、Kジェトロニックには国産CPUを組み合わせることで、街乗りからワインディングまで安心して楽しめるセッティングが施されている。
そして特筆すべきは、サイドに埋め込まれた七宝のエンブレム部分を除き、オリジナルペイントを維持している点だ。オリジナル塗装というだけでなく、内外装ともに極上のオリジナルコンディションを保ち続けていること。さらに本個体が、ARAI BANKIN代表・荒井氏のコレクションであったという事実は、この328GTBが国内トップクラスのコンディションを誇る一台であることを何より雄弁に物語っている。



















































































